あらすじ
クレアとチャーリーが突然姿を消す。
その直前、ハーリーは「イーサン・ロム」という男が搭乗者リストに載っていないことに気づいていた──。
ジャックとロックはジャングルへ捜索に出るが、道中でジャックはイーサンと遭遇。
「これ以上追えば、1人殺す」と脅されるが、それでも彼は追い続ける。
一方、過去のフラッシュバックでは、ジャックが医師として父・クリスチャンと衝突する様子が描かれる。
ある手術中に起きた死──そしてそれを隠蔽しようとする父に、ジャックは苦悩しながらも真実を語る決断を下す。
島では次第に雨が強まり、森の奥深くでジャックたちは木に吊るされたチャーリーを発見。
すでに息をしていない彼を、ジャックは必死の心臓マッサージで蘇生させる──。
その裏で、ロックとブーンは地下に何か金属の構造物が埋まっていることに気づき始めていた…。
このエピソードのポイント
◆ 「父を超える」ジャックの核心回
過去パートでは、ジャックが父の嘘を暴く展開が描かれます。
「父の背中を追い続けてきた男が、父を超える瞬間」──このエピソードタイトルが全てを語っています。
◆ 「L・A・T・E」指バンドのミステリー
チャーリーの指に貼られた「LATE」の文字が、一種の“痕跡”として島の捜索の鍵になります。
実はこのバンド、過去の回ですでに登場しており、今ここで意味を持って再登場。こういう構成、LOSTらしいですね。
◆ 「息を吹き返すチャーリー」シーンがガチで名場面
ジャックが泣きながら胸を叩き、絶望的な状況でチャーリーが咳き込むあの瞬間。
音楽・演技・構図すべてが鳥肌モノ。シリーズの中でも指折りの名シーンです。
◆ 初登場の「金属の何か」
ラストでロック&ブーンが地面の下に”何か”を発見。
音が金属的=人工物であることが示唆され、島の秘密が加速し始める瞬間です。
このエピソードの感想
ジャックの「救えなかった命」に対するトラウマと、チャーリーを救えた瞬間のコントラストが見事。
「ジャック vs イーサン」の初対決、思った以上にボコボコで逆にショック(笑)
ケイトとジャックのコンビも徐々にいい感じになってきて、シリアスと人間ドラマのバランスが絶妙。
まとめの一句
チャーリーの
Lostfun
吊るされ方が
酷すぎる(^^;;