【感想】Season1-10 Raised by Another (予言)

あらすじ

島での生活が始まって約2週間。
妊婦のクレアは、ある夜から悪夢と幻覚に悩まされ始める。夢の中で自分の赤ちゃんを「誰か」に奪われるビジョンを見ては、叫びながら目を覚ます──。

やがて彼女は「誰かが本当に自分を襲った」と訴え、周囲を混乱させていく。

その一方で、過去のフラッシュバックでは、クレアが妊娠を知った瞬間から、恋人の裏切り、謎の霊能力者(リチャード・マルキン)との出会い、そしてオーシャニック815便に乗るまでの真実が明かされていく。

彼女はなぜこの便に乗ったのか?
そして、島には飛行機に乗っていなかった人物がいることが判明する──。

再発見ポイント

◆ 「他人に育てられる」ことの意味

霊能者マルキンが繰り返し語る「あなたがこの子を育てなければならない」という言葉。
当初はただの占い師かと思いきや、彼が強引にクレアを815便に乗せた理由が、今となってはゾッとする伏線に…。

ちなみに、タイトルの “Raised by Another” は
“Raised by an Other(アザーズに育てられる)” という意味も含んでるかも?と海外では考察されています。

フライト名が初登場

このエピソードで初めて「Oceanic Flight 815」という便名が劇中で明言されました。
視聴者にとってはお馴染みのキーワードが、ようやく物語に登場した瞬間です。

◆ ついに出た!「名簿にいない人間」

ハーリーが始めた”島民名簿作成プロジェクト”が、まさかの大発見に…。
Ethanの名前が搭乗者リストにないと判明したラストは、完全に鳥肌モノ。

これが島のミステリーをサバイバルドラマからサスペンスへと一気に引き上げる大転換点だった気がします。

この回の感想

物語の方向性が「島の生存者たちのドラマ」から、「島そのものの謎」へとシフトする分岐点の回。
・クレアの過去パート、めちゃくちゃ切ない…。
自分の意思と関係なく”運命”に導かれてしまう感じ、LOSTらしさが全開

・最後のイーサンの笑顔(?)からの不気味な無言……怖すぎます。
このタイミングで「あ、この人…」って察した人、多かったのでは?

・ちなみにジャックとケイトの距離感が、なんか青春してて可愛い(笑)
シリアスとフワッとした日常のバランスが絶妙でした。

まとめの一句

イーサンの
圧倒的な
ホラー感
( ;∀;)

Lostfun